和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県租税教育推進連絡協議会賞
税金の未来
海南市立下津第一中学校 1年
梶川 紗弥

税金は、国の色々なことに使われている。例えば、医りょう、介護、教育、公共施設など。たくさんのことに使われている。私は、そんな税金の未来について考えてみた。

まず、税金で一番多く使われているのは、「社会保障」。歳出額全体の、約3割を占めている。社会保障とは、医りょう、年金、介護、福祉などの仕組みのこと。

今、日本では少子高齢化が進んでいる。若い人が少なくなり、高齢者がどんどん増えているのだ。このまま若い人が少なくなっていくと、働く人が減り、税金を納める人がいなくなっていく。逆に、このまま高齢者が増えると、介護が必要な人や、医りょうを必要とする人も増える。つまり、社会保障にかかる費用が増えていくということだ。しかし、税金を納める人も減っていく。そして、一人一人への負担も大きくなっていくだろう。

それからもう一つ問題がある。それは、国の借金、公債金だ。令和4年度の一般会計予算を見てみると、公債金は36.9兆円なのに対し、返済する金額は、24.3兆円となっている。このまま、公債金が返済する金額よりも多い状態が続くと、返さなければならない金額がどんどん増えていってしまう。

社会保障にかかる費用とともに、返さなければならないお金も増えていく。私たちが、働くようになった頃には、どれだけの金額を納めなければならないだろうか。人口が減って、戦争の時のように、子供も働かなければならなくなるだろうか。そのような未来にはできればしたくない。では、どうするか。考えてみるのは、とても難しい。

でも、考えなければならない。それが、私たち若い世代がやるべきことだからだ。今後の日本は、私たちが支え合い、背負っていかなければならない。それが、私たち若い世代がやるべきことだからだ。今後の日本は、私たちが支え合い、背負っていかなければならない。だから、私たちは、日本の未来について、考えることが必要である。しかし、現状ではしっかりと未来のことを考えている人は、少ない。なので、今後の日本について、考える機会があるといいと思う。そうすれば、未来について考える人が増えるし、それによって、安定した未来につながるかもしれない。

税金は、どんどん増えていく。それほど、大切で欠かせないものだ。私たちが、安心して暮らすためには、国民全員で支え合っていく必要がある。今、たくさんの人が私たちを支えてくれている。今度は私たちの番だ。より快適に暮らせる未来のために。

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