和歌山県租税教育推進連絡協議会

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近畿納税貯蓄組合総連合会会長賞
健康な生活のために
和歌山市立日進中学校 3年
金森 壮瑛

僕たちは普段、税金の恩恵をたくさん受けている。学校で授業を受けることができるし、図書館で本を借りれば、好きな本をたくさん読むことができる。いつも使っている道路も、税金によって整備されている。信号機が設置されることによって、事故が起きにくくなる。税金のおかげで僕たちの生活が成り立っているが、その中でも僕は、予防接種について調べてみた。

僕は予防接種を、赤ちゃんの頃に12回も打ってもらった。日本脳炎やポリオ、ジフテリア、破傷風などの予防接種だ。これらの予防接種は、予防接種法により、赤ちゃんの頃に定期接種することになっている。なぜなら、かかってしまうと死んでしまったり、後遺症が残ったり、国内に感染が拡大したりするといけないからだ。これらの費用はすべて、国や都道府県・市が払ってくれている。その財源は、税金だ。いくら絶対に打たなければいけないといっても、すべての費用を自分で払っていたらとても多い金額になってしまう。負担がかかることが嫌で、打たない人もでてくるのではないか。しかし、国が払ってくれると、費用のことを気にする必要がないので、進んで受ける人が多くなると僕は思う。予防接種のおかげで、日本では、病気に感染する人が極端に減っている。そして、たくさんの子供が健康に暮らせている。

今、新型コロナウイルス感染症が、世界中ではやっている。そのワクチンがいくつか開発され、接種が進められている。日本では、国が費用の全額を負担してくれる。この財源も税金だ。このワクチン接種も、受けなければいけないものなのだ。しかし、これもそんなに安くないはずだ。だから、税金で払ってくれると、打ちにいこうと思う人が増えると思う。摂取した人が増えれば、感染も少しは抑えられるだろう。

このように、税金で予防接種の費用を負担することによって、国民が病気になることを防ぐことができ、健康に暮らせるようになる。

僕はまだ、税金を払っていない。だが、いずれ払わなければいけなくなる。予防接種だけでもたくさんの税金が使われているのに、他のことも入れると莫大な税金が、人々が生活をすることに使われている。だから、僕が税金を払うようになったら、しっかり払おうと思う。僕は生まれてから今まで、予防接種や小学校、中学校での教育などの、たくさんの恩恵を受けてきた。そのことを考えると、人々が生活をするために、一人一人が税金を払うことは大切だと思う。

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