和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県租税教育推進連絡協議会賞
今よりも暮らしやすい社会を目指して
海南市立巽中学校 2年
橋爪 萌

「今年から、消費税が八%から十%になってしまう…」。

私は、税について良い印象がなかった。なぜなら、買い物に行った時に、定価からさらにお金が取られてしまうからだ。さらに、私の周りの大人達も「働いたけれど、その分、所得税がひかれる。」と残念そうに言っていたからだ。このような理由から、自分の中で、「税金なんて無くなれば良いのに。」と思っていた。

しかし、今回の講演を聞いて、そんな考えが一変した。

その理由として、取られた税金がどのように使われているか知ることができたからだ。まず、一番に分かりやすかったのは、教育費のことだ。「私は学校に通っているけれど、全然、お金が要らないな。」と思っていて、これが当たり前だと思っていた。だが、これはすべて税金で補われていたのである。さらに、その金額を聞いて驚いた。なんと、中学生は三年間で約百万円が補われていた。これを聞いて、この金額を一家庭で全額払うとなると、相当な負担になってきて、もし税金が無ければ私は、学校に通えていなかったのではと思い、税金の大切さを知った。

また、ニュースで、老後を暮らすには、「年金以外に約二千万円必要になってくる。」と知った。これには、少子高齢化が原因となっているが、他にも原因があるのではないかと考え、私は、「国民の税への関心」というものに目を付けた。まず、私みたいに、税に対して良い印象を持っていない人が大勢いると思う。また、取られた税がどのようなことに使われているのかを知らない人もいると思う。それでは、税によって発生している問題が解決できるはずはない。だから、まずは、私が今日知って学んだこと、税とはこういうものなんだということを、周りの人に伝えていき、国民全員が、税について深く考え自分の意見を持つことが大切ではないだろうか。そして、抱えている問題を一つ一つ解決していけば、もっと暮らしやすい社会になると思う。

今日の講習は、私にとって素晴らしいものとなった。子供だから知らなくて良いではなく、子供のうちから少しずつ学んでいこうという考えが大切だと思う。そうすれば、恥ずかしくない大人にもなれるはずだ。また、学んだことは活用をしないと意味がないので、自分の胸の内に秘めておくのではなく、先ほども言ったように、学んだこと、知ったこと、感じたことは、誰かに話すべきだと思う。そうすれば、今よりも暮らしやすい社会に一歩近づくのではないだろうか。

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