宮本 崇行
最近、僕は「税金」にとてもお世話になっている。学校や病院ももちろんだが、今回は、「最近になって身近になったもの」を紹介したいと思う。
今年も夏が来た。近年、「猛暑」という言葉をよく耳にする。日中、気温は三十五度を超え、家で勉強をすると集中できない。扇風機をつけてもあまり効果がないし、冷房をつけると電気代がかさむ。そこで僕は、環境が良く、勉強しやすい「図書館」を利用することにした。
今まで、図書館は「本を借りたり、読んだりする場所」というイメージしかなかった僕にとって、図書館で勉強することは、とても新鮮だった。冷房も完備され、静かで落ち着いた空間。図書館で勉強し始めて、どれほど効率が上がったことだろう。図書館はそれ以来、僕のお墨付きとなっている。
さて、ここまで図書館について絶賛してきたが、そんな図書館に一つ、疑問を感じた。本を借りに行っても、勉強をしに行っても、お金がかからない。そんなサービスで、図書館の運営は成り立つのだろうか。そう思ったとき、ふと思い出したのだ。「税金」というものを――。
僕が、店で物を買ったときに払う、消費税。僕の親が働いて得たお金から払う、所得税。さまざまなところ、人から支払われる税金が、医療や教育の面で活用され、生活を支えてくれているということは、日常のあらゆるところで耳にする。しかし、公共施設の運営に使われているということを、今まで聞いたことがなかった。それに気付いたとき、僕が今まで、どれだけ税金に支えられているかを思い知った。少し、申し訳ないような気持ちすら覚えた。
ここまで、税金の使い道について考えてきた中で、一つ、気付いたことがあった。
「僕達中学生の環境のほとんどが、税によって整えられている」
という点だ。毎日当たり前のように授業を受け、集中して勉強したり、本を読んだりしたいときは図書館に行く。病気になったり大けがをしたりしたら、救急車が運んでくれ、診察してくれる。税金の使い道は、予想以上に広く、また、予想以上に活用されていた。
税金というものを、悪くとらえている人もたくさんいる。しかし、税金を無くして成り立たない場面もある。様々な面で支えてくれている税金だからこそ、税に対する意識を大切にし、税の大切さをたくさんの人に伝えていこう。僕は、心にそう誓った。

