藤田 くるみ
私は、消費税が嫌いでした。小学校の頃から、何か物を買うときに、消費税がプラスされるのが疑問でした。でも、初めての税についての授業で、私たちがいつも払っている消費税などの税金が、国のいろんなお金に使われていると知り、少し役に立っている気分になりました。
私は他にも、税金は私たちの身のまわりの様々なところで活用されていることも知りました。例えば、私たちが通っている学校や警察署、ごみの回収など、どれも私の生活や安心安全にはかかせないものです。それらが税金によって支えられていることを知り、税金を納める重要性を感じました。また、税金には色々な種類があり、国民の全員に納める義務があることも知りました。また、老人ホームや介護施設にも、税金が使われています。
しかし近年、社会的に少子高齢化が進んでおり、税金を納める人の割合が減少しています。また、高齢者が増えることにより、老人ホームや介護施設の利用率が高まっています。つまり、このまま少子高齢化が続くと、税金を納める若者の負担がどんどん大きくなっています。納められる税金が少なくなると、人々の生活が回らなくなります。では、どうしたらこれからも安定した生活を送れるのでしょうか。
よく、「税金を増やせば解決する」という意見がありますが、私はそれは間違っていると思います。なぜなら、これ以上税金を増やすと、より若者への負担が大きくなるばかりだからです。だから私は、税金の使い道を工夫するのがいいと思いました。テレビなどで、国会議員が海外に研修に行っているニュースなどが流れます。その研修にも、国民が納めた税金が使われています。海外への研修はもちろん大事なことなのかもしれませんが、他にももっと別のところにまわせる税金があるのではないかと思います。特に高齢化が進んでいる今、社会保障費など、高齢者に多くの税金を使わなければなりません。そのためにも、国会などで税金の使い道を工夫してもらうことが大切だと考えました。
しかし、私たちも他人任せではいけません。18歳からの選挙権で、自分の手で、任せる人を選ぶことも大切だと考えました。