和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県知事賞
人は税と隣合わせ
和歌山県立熊野高等学校 1年
野村 音葉

突然ですが、皆さんは税の意義とその役割について考えたことはありますか。私は考えたことが無くて、物を1つ買うと10円プラスされる、正直中学生の頃は税金についてあまりよくは思っていませんでした。今この作文を書いていて税の意義と役割は何だろうと考えたとき、私は税があることで交番にいる警察官の人が自分たちの安全を作ってくれたり、税があることで私達は終了しましたが義務教育の場を設けてくれ、小、中の先生方が勉強を教えてくれたおかげで今自分が高校生になれているんだなと考え、実感させられました。ネットで税の意義とその役割について調べてみると、好況期には税収増を通じて総需要を抑制する方向に作用し、不況期には逆に税収減を通じて総需要を刺激する方向に作用することで、自動的に景気変動を小さくし経済を安定化する役割を果たしているそうです。難しいことはよく分かりませんが、税があることにより経済を安定させているんだと分かりました。

おおげさかもしれませんが、私達人間が税金を払っていることで今の自分がいるのかもしれません。自分の親がここまで育ててくれたから今の自分が居るのかもしれませんが、親は仕事があるので誰も面倒が見れないとき安心して預けれて、子どもも早く行きたいと言う幼稚園や保育所、主には勉強ですが、してはいけないことや人間関係など、色々なことを学び教えてくれた義務教育の小学校、中学校、どこの家庭でも絶対出るゴミを回収し町の美しさを保ってくれるゴミ収集作業員の方々、熱やケガをすると病院に行き、治療してくれる医師や看護師の方々、今人々の生活を変えた新型コロナウイルスになってしまった人達を看病してくれる医療従事者の皆様、この方達は税金で働いて私達を支え、助けてくれています。私達高校生でも私のように税に対して良いと思っている人は少なくないと思います。なのでこの作文を読んで少しでも税に対する考え、印象を変えてくれたら嬉しいと思います。

人は税と隣合せで生きています。税を払うことで人は安心して日々の生活を送れています。税はデメリットばかりじゃありません。むしろメリットの方が多いです。なので私は税を払うことを嫌がるのではなく、感謝して楽しく払う、そんな人になりたいです。

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