和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県租税教育推進連絡協議会賞
税について
和歌山県立南部高等学校 1年
火縄 明俐

私が思うにこれからの日本はどのように「公債金」を返していくのかが興味深い。少子高齢化が進む中、昨年新型コロナウイルスが世界中に猛威を振った。予想もしていなかった未知のウイルスの対策のため「新型コロナ対策予備費」で現在約5兆円が使われている。いつになればマスクなしでみんなで笑いあえる日々がくるのか分からない。しかし、予想していなかったウイルスのほかに今年は東京オリンピック、パラリンピックも開催されるなどさまざまなところで税金が使われた。これから先の日本を背おっていく私たちは、使われていく税金、納められる税金に対してより一層関心を強めていかなければならない。

それとともに、最近、身近で税金の使い方を感じたことがある。福祉に使われていることは知っていましたが、くわしくは知らなかった。その中で、私が最近知ることができたものがある。「母子家庭」になった時、色々と助けてくれるのも、もちろん人の力もあるが税金によって、助けてもらえていることが大きいように思った。一人親になった時話を聞いてくれるのは、市役所の方々だ。ここでも税金が使われている。その中でも、初めて、知ったのは、一人親だと、病院へ行くことがお金がかかるからとひかえる人がいる。でも、そんなことがない様、すべての人々が平等に医療を受けられる様、医療費が親子共々無料になることを知った。これも税金が使われている。すべての人々が平等になるように工夫して税金が使われていることを改めて知ることができた。私の身の回りであたり前に、道が直されるのも、ゴミが回収されるのも税金が納められているからであってもし人々が、税金を納めなくなってしまったら、あたり前は一瞬にしてなくなってしまう。最近、私はあたり前がどれだけ大切で、一番の幸せであったことを知った。コロナで大切な人と会えなくなったり、急に今までの生活を失ったりする人を見た。そんな時、今まで税金を納めてくれた人たちがいるからいくら前のようにあたり前の生活にもどるのにも時間がかかったとしても、税金の力を今回強く感じることができる良い機会になったと思う。

私はこれから先の日本を支えていくためにも今の日本の状況をよく知り、どのように良い方に税金が使われていくのかを考え、行動に移すことによって日本の未来に少しでも光になる税金の考え方ができたらいいなと思う。

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