和歌山県租税教育推進連絡協議会

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和歌山県知事賞
私たちがしなければならないこと
和歌山県立耐久高等学校 1年
保田 青澄

私は店で物を買う時くらいしか税金について意識した事がありませんでした。でも小学生や中学生の頃の教科書は税金で買われていたり医療費も税金から支出されていたりします。税金は難しくて今でも知らない事や分からない事がたくさんあります。しかし私たちは幼い頃から税金と関わりながら生きています。とても税金は身近なものだと感じました。

身近であるからこそしなければいけない事があると私は思いました。1つ目は、税金についての知識を深めることです。税のしくみやどこで使われているかなどは政府や税にくわしい人たちが知っているだけではだめなのです。将来働いて納税をしていく学生は特に税についての知識を深めるべきだと思います。私は買い物で小さな額の消費税を負担しているだけですが、税金について勉強をしなくてはと思いました。

2つ目は、大人になったらしっかり働く事です。私は税金があったからこそ勉強ができているのです。お金が無く学校に行きたくても行けない人は世界中にたくさんいます。それでも私は学校に行けた。老後も年金や介護などで税金を使って生きていきます。生涯を安心して生きるために、しっかり働いて日本に貢献せねばと思います。

3つ目は、今の世の中を知り、政治に積極的になる事です。選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。私が選挙に参加できるようになるまであと2年ほどです。税金と共に生きている私たちは、上手に税金を使う政治家を選ぶ必要があります。そのためにはしっかり自分で情報を集め判断し、票を入れに行かなければなりません。

無駄の無い安心した生活をおくるためには国民の行動が大切です。正しい知識を持ち、健康に働いて、選挙にも参加する。難しい事ばかりだけど少しもできないという事はないでしょう。少しでも日本のために、次の世代の人々のために今私にできる事を探して積極的に取り組みたいと思いました。

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