大西 姫凪里
税金を考える時、一番先に思い浮かんだのは消費税です。自分で買い物をすると、食品は8%で、他の物は10%の税金がかかります。100円の物は108円だったり、110円だったりするので、少し損をした気分になります。
税金について調べると、消費税の他に、自動車税、住民税、所得税、法人税など、たくさん種類があります。毎日の生活に密接に関係しているのが、税金なのだという事がわかりました。
昨年、亡くなった母の祖母は、3年以上も病院に入院しました。その費用の大部分が、市や国の助成で、もちろん出所は税金であると教えられました。3年以上も入院して、その全てが自費で支払うとしたら、とても大変な金額だった事でしょう。全国のたくさんの人達が、働いて納めた税金によって母の祖母は心配なく病院にお世話になる事が出来たのだと思います。これは、社会福祉など社会保障関係費の一部になるのでしょう。
私達、高校生はもちろん、小学生、中学生も学校に行って教育を受ける為にも、税金は使われています。これは、文教及び科学振興費の一部です。
税金は、国民生活をスムーズにする為のもので、とても大切なものです。買い物の時に少し損をした気分になった自分が恥ずかしく思いました。
私達の毎日の生活を支えている税金の事をもっと深く知り、理解しなければと思います。
今、全世界において、新型コロナウイルスが猛威を振っています。そして、とてつもなく大きな被害が出ています。日本でも、先頃国民一人に付き、10万円の補助金が支給されました。他にも、各補助金や、助成金が支給、又は支給予定の事と聞きました。これらも又、私達国民が納めた税金が使われているのです。
この困難な時にも、税金はとても大切に使われているのです。
私達は、より住みやすい日本にする為に一人一人きちんと納税につとめなければなりません。これは、「納税の義務」で、「勤労の義務」「教育の義務」と並んで国民の三大義務の一つとされています。
今日の生活の為に、明日の幸せの為に、大切な税金をより一層深く考えたいと思います。